
今後10年の循環器疾患の発症リスクを予測できる「循環器疾患リスクチェック」
みなさんこんにちは 管理栄養士の下山です。
先週のあたたかさとは打って変わり、今週は厳しい寒さが続きますね。
寒さが続き、まだまだ「血圧」も気になる時期です。
高血圧をそのままにしておくと、じわじわと動脈硬化が進み「循環器疾患」を発症するリスクとなります。

循環器疾患
循環器疾患とは血液を全身に循環させる臓器である心臓や血管などが正常に働かなくなる疾患の総称です。
具体的には高血圧・心疾患(急性心筋梗塞などの虚血性心疾患や心不全)・脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)のことです。
心疾患は日本における死因の第2位、脳血管疾患は第4位といずれも上位であることから、多くの方が注意しなければならない疾患です。
心疾患や脳血管疾患は発症すると命に関わるだけでなく、救命できたとしても身体の麻痺や言語障害などの後遺症が残ることもあります。
そうなってしまった場合、発症前と比べて著しく生活の質(QOL)が低下し、発症前は当たり前のようにできていた仕事や趣味、それだけでなく食事や入浴、排泄といった生活する上で基本となることも一人ではできなくなってしまう場合もあるのです。
循環器疾患リスクチェック
心疾患や脳血管疾患の重大さについてなんとなく分かっていつつも、心のどこかで「自分は大丈夫」と思っている方がほとんどではないでしょうか。
現時点で「将来自分が循環器疾患を発症するリスクが具体的にどれくらいか」を簡単に知る方法があるとしたら気になりませんか?
「循環器疾患リスクチェック」は、国立がん研究センターが提供している診断ツールで、喫煙や飲酒・運動などの生活習慣、肥満度などと、がんをはじめとした生活習慣病の発症率との関係について、10万人以上のデータを収集し20年間にわたり行われた追跡調査の研究結果をもとに、現在の生活習慣や検査結果から導かれる「今後10年の循環器疾患発症リスク」を診断することができます。
循環器疾患としては、脳梗塞、心筋梗塞の他、脳梗塞と脳内出血、くも膜下出血を合わせた脳卒中の3つの疾患群のリスクを予測することができます。
さらに、脳卒中の発症リスクをもとに、対象者の「血管年齢」も同時に推定し、血管のカ加齢の程度についても知ることができます。
チェックに必要な項目は以下の通りです。
お手元に健診結果など直近の検査データをご用意いただき、ぜひ一度チェックしてみてください。(所用時間:1〜2分)
- 年齢(対象年齢:40〜69歳)
- 性別
- 喫煙習慣
- 糖尿病治療の有無
- 血圧
- 降圧薬内服
- BMI(Body Mass Index=肥満度)
- HDL-コレステロール
- LDL-コレステロール
- 中性脂肪(トリグリセリド)
※LDLコレステロールと中性脂肪の値がわからない時は、総コレステロールの値で代用できます。
循環器疾患リスクチェック|国立がん研究センター
まとめ
自覚症状がない状態ではどうしても疾患のリスクについて深刻に考えることは難しいものです。
しかしながら、発症すると命を落としたり、今まで通りの自立した生活すらも難しくなってしまう場合もあるのが循環器疾患の怖いところです。
そういう事態を未然に防ぐためにも「循環器疾患リスクチェック」でご自身の発症リスクを知ることで、生活を見直すきっかけとしていただけたらと思います。

実際の診断結果画面です。
具体的な数値で表示されるので分かりやすく、イメージがつきやすいですね。
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