『いつでも、どこでも』血糖値測定

2021/10/21

2021年10月21日(火)

おはようございます。

青森市篠田、昨日から雨でしたが今朝は晴れ間が見えています。

今日は自己血糖測定についてです。

簡易血糖測定器

自宅や外出先などで血糖値を測定するための器械です。

近年の測定器の進歩は目覚しいです。

小型・軽量で、操作は簡単、そして24時間連続して血糖の変動が測定できるようになっています。

血糖測定には、2種類あります。

 血液中のグルコース濃度を測定(SMBG)

 間質液中のグルコース濃度を測定(FGM, CGM)

血液中のグルコース濃度と間質液中のグルコース濃度は相関します。前者が上昇すれば、5〜10分遅れて後者も上昇します。

①の測定は、そのつど指先に穿刺して少量の血液を出す必要がありますが、②では指先穿刺が不要です。そして最長14日間連続してグルコース値を記録できます。

フリースタイル リブレ

当院では②としてフリースタイル リブレ®︎を取り扱っていますが、最近さらに便利になりました。

なんと、自身のスマホでも読み取りできるようになりました。

今までは、携帯電話ほどの大きさの専用の読み取り器を持ち歩く必要がありましたが、スマホで代用できるようになれば荷物が少なくなり治療継続の大きなメリットになります。

【使用手順】

1️⃣リブレを腕に装着します

(腕に付いている白い丸いモノがリブレ)

(装着は約20秒、ほとんど痛みはありません)

(温泉、プール可能で最長14日間装着)

2️⃣スマホアプリをダウンロード・アカウント作成します。

3️⃣食べます

(半田屋の定食)

4️⃣スマホをリブレかざします

5️⃣血糖値が表示されます。

(写真⑤青い丸が食事開始。食後3時間で115mg/dL)

(この波形をみると食後に200mg/dLを超えていて血糖高値ですが、センサー装着のタイミングや数値誤差など考えると糖尿病ではない(ハズ)です。

✅インスリン注射をしている方が保険適応になります。興味のある方は気軽におっしゃって下さい。

✅今後、食べるモノによるグルコース値の変化や、センサーの耐久性についてもお話ししようと思います(プールや温泉での使用など)。

技術革新に取り残されないように当院も頑張ります(現在、当院のスタッフ全員がリブレを装着しています)。

おわり

2021年10月21日 8:00AM

⦅ かきざき 糖尿病内科クリニック ⦆ 

 〔花粉症や不眠・貧血などの一般内科外来〕

 〔専門医による糖尿病外来〕〔甲状腺外来〕〔ダイエット外来〕

 〔糖尿病療養指導資格を持った管理栄養士による栄養指導〕

  青森県青森市篠田2-20-15

  017-757-9080

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